「 部屋で好きな香りを楽しみたい!」
「 自分でトリートメントして癒されたい!」
ご自宅でアロマデビューしたいあなたへ。アロマを安全、安心に楽しむために必ず知っておいて欲しいことがあります。
Contents
日本におけるアロマの活用について
香りがあればアロマ
最近、アロマって言葉よく聞きますし、身近になってきましたよね。
アロマ=香り
コーヒーもアロマ。
柔軟剤もアロマ。
エッセンシャルオイル(精油)もアロマ。
植物由来の天然アロマもあれば、化学技術で作られた合成アロマもあります。アロマをどのように活用したいかによって、選ぶものが変わってきます。
合成アロマを芳香浴(香りを嗅ぐこと)やトリートメントや入浴剤など肌に触れる使い方はしません。
アロマテラピーで使用するアロマについては、Nursing Aroma が使用する精油 についてご覧ください。
https://www.nursingaroma.com/essential-oils/
アロマセラピーとアロマテラピーの違い
アロマセラピーも、アロマテラピーも同じ意味です!
アロマセラピー
英語読み( aromatherapy )
イギリスでは、リラクゼーションや美容の分野でアロマが活用されている。
日本へはイギリス式のアロマセラピーが先に上陸。
アロマテラピー
仏語読み( aromathérapie )
フランスやベルギーでは、医師によりアロマが処方されたり、治療への活用がされており、メディカルアロマとも呼ばれている。
日本へは、イギリス式の後に上陸。
日本でアロマが活用されている分野
- 日常生活の場
- 医療の分野
- 福祉の分野
- スポーツの分野
- リラクゼーションの分野
- 美容の分野
アロマテラピーとアロマセラピーが混合しているのは、いろいろな分野でアロマが活用されていることや、スクールによる影響があります。
AEAJ によるアロマテラピーの定義
日本で一番大きいアロマの協会 AEAJ では “ アロマテラピー ” としています。
アロマセラピストは、アロマテラピストではなくアロマセラピストです。
アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法※ である。
アロマテラピーの目的は以下の通りである。
1. リラクセーションやリフレッシュに役立てる。
2. 美と健康を増進する。
3. 身体や精神の恒常性※ の維持と促進を図る。
4. 身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す。
※ 自然療法 人間が本来もっている自然治癒力を高めることにより、病気を未然に防ぐ、治癒を促す、体質を改善するなど健康の維持、増進を図ること。
※ 恒常性 体内の変化や環境の変化にかかわらず、体内環境を一定の範囲で維持するしくみ。
AEAJ 公益社団法人日本アロマ環境協会
http://www.aromakankyo.or.jp/basics/introduction/
注意事項について
アロマテラピーの注意事項
ペットのいるご家庭でのアロマ
- 猫は精油成分を体内で代謝できないため、精油は使用しない
- 動物や鳥などがいる場合、精油の濃度に注意する
( デフューザーは短めに、換気をするなど ) - 精油の保管場所に注意する
お子様へのアロマ
- 3歳未満の乳児、幼児には芳香浴のみ
- 3歳以上12歳以下に精油を使用する場合、大人の使用量の2分の1程度まで
- 精油の保管場所に注意する
妊娠、授乳中のアロマ
- 時期により使用できる精油が異なります
- 妊娠中におなかのハリ感がある場合は、精油は使用しない
皮膚の弱い方のアロマ
- 刺激の強い精油は使用しない
- パッチテストを行う
- トリートメントオイルは、精油の濃度を低くする
アロマトリートメントの禁忌
- 急性疾患
- 感染症疾患
- 発熱時
- 運転前や飲酒後 など
持病や、通院中、お薬を飲まれている場合などは、必ず医師に確認をしましょう。
“ 私と大切な人のために、アロマを味方にする ” Nursing Aroma